こすもすくーる　の　やっていること

●プレイルームは

親と子が安心と信頼関係をもって接していなければ、どんな良い教育方法が有ったとしても生かすことはできません。子どもと親が、子どもと子どもが安心し接して行ける場所と方法を提供できたならと考えて運営されています。

●幼稚科は

子どもが自分自身を発見する過程を感じとり、少しずつ自分の世界を広げて行けるようにと考えて運営されています。

全人教育はその大きな目標です。
目標は大切なものです、そしてもっと大切なことはそれがどの様に実践されるのかでしょう。
子どもにのびのびと育ってほしいと思えば、まず子どもが自主的に生きられるよう、子どもに任せなくては成らないのではないでしょうか。そして自由とも放任とも違う接し方を私たちは考えて行かなければなりません。園では子どもたちに、原則として教えるやり方はしておりません。自ら気がつくことを大切にしたいからです。教えられて理解することは、自ら気づくことに比べれば、ほんの些細なことにすぎないと思うからです。簡単・単純・明解な環境が最良の課題を子ども達に与えてくれます。「遊び」はその最たるものといえます。　　　遊びの大切さをご理解ください。
　園は子どもとともに親も先生も共に学びあう場所と思っています、ですから園を利用するつもりで来てください。

●セルフラーニング科は

どんなに良い教材があっても、どんなに優秀な先生がいても、本人にその気がなければ何もはじまりません。もし、かりに出来たとしても、「良い教材、良い先生」がいなくなったらどうなるでしょうか。セルフラーニング科には、自ら学ぼうとする意志を育て、自分の夢を実現していく過程があります。当然のことですが、この意志が育って行けば学力も上がって行くのは当たり前のことです。

　この自分の夢を実現して行くという行為は、年齢にも、障害の有る無しにも、関係の無い事です。この学習法がお年寄りにも、大学生にも、障害のある人にも、不登校の人にも使われているのは当然のことなのでしょう。ですから対象は子どもから大人までと広く受け付けています。

教育目標

全人教育……全人格の調和的な発達を目指します。

　人間文化の６方面、すなわち、学問、道徳、芸術、宗教、身体、生活
この6つの文化価値が、Cosmosの花のように、調和的に生長してほしいのです。教育の理想は、真・善・美・聖の絶対価値と、健・富の手段価値、6つの価値を創造することだと思います。

個性尊重の教育

　竹は竹の、百合は百合の、松は松の本性を、人も、ひとりひとりが、唯一無二の本領を発揮したときが、最も美しいのだと思います。実に教育とは、その全宇宙とも取りかえられない尊き自己を発見することであり、天の与え給う各人の天地を十分生きることだと思います。

自学自錬の教育
　自ら学び、研究し、創造し、工夫し、自分自身のものを見出す。
そして、新しいものを開拓してほしいものです。

自然を尊重する教育

　自然美に親しむことです。科学万能時代であればこそ！

大自然の中で、美を創造する喜びを教えることは、実に重大なる教育です。そして、心の美しさ、温かい人間関係を有する人間らしい感情の教育を、忘れてはなりません。

労作教育

　額に汗を流し、労しむことは、万人の喜びであり、誇りであり、義務だと思います。「作」は、「作業」の作でなくて、「創作」の作なのです。合わせて「労作」と名づけられます。

“百聞は一見に如かず”しかも、“百見は一労作に如かない”と思います。

反対の合一

大胆で小心で、朗らかで淑かで、快活でたしなみがあって、気はやさしくて力もち、よく学びよく遊び、これら２面を１つにした、花も実もある、立派な紳士・淑女に仕上げたいのです。